ドリキャスのコントローラが壊れたので分解してみる

土砂降りで外に出るのも億劫なのでオラタンなどをピコピコと。ライデンはやはり良い。
すると突然バズーカとレーザーが出なくなる(つまりはRトリガーが壊れたってことだ)正にやってらんねー状況に陥ったので、腹いせに分解してみました。やたらとデカくて重いクセにデリケートなんだからこの子は。

原型三枚おろしトリガが浮いてしまってます
ぽっきりと。基盤表面

Rトリガーの固定ツメが完全に折れてます。つまり ツメ→バネ→磁石 が 支点→力点→作用点 になってて、支点崩壊→あぼーん。(厳密には力点はトリガ表面の指で、バネは反力を作ってるだけですが) こんな小さなツメじゃ折れるに決まってるじゃんかよー。 この間もジャンクで買ってきたDCツインスティックを、旋回入力で右スティックを手前に思いっきり引いて壊したし・・・余計な力が入りすぎてるのでしょうか。

 R ト リ ガ アナログスティックも外してみた切り欠きのお陰でボタンを間違えずに済んだw

アナログ入力ってどういう仕組みになってんのかなーと、分解ついでに確認したらただの磁石でした。トリガーの磁石部分の基盤には何にもなくて、裏側に小さなチップが付いてるだけ。要は磁界の変化をチップで感知して入力の具合を決めてるっぽい。アナログスティックの下にもこのチップが付いてたから多分間違いない。

今時の小学生や中学生は「ボタンを直す」って感覚が分からないかも知れないなー。今のゲーム機のコントローラは割と丈夫だし、構造も複雑だからあまり分解する機会が無さそう。ファミコンスーファミの時代は、連打ゲーをやりすぎるとすぐにゴムがへたったり十字キーが傾いたりLRボタンが折れたりしたものです。ボタン一つが壊れたくらいで買い換えるのは勿体ないので、是非自分で直して下さい。補修パーツなんて安いものです。PSPの□ボタンは・・・基盤を設計し直して下さい。

こうなってくるとPS2のアナログスティックの仕組みが気になってくるのが人情ってもの。誰か分解しませんか?