今日の前置き

グレイシア の ひやかしビーム!

  • ネタバレにビビりながら冬コミ作業すんのもイヤだったので、早めにALcotハニカム『キッキングホース★ラプソディ』着手そしてコンプ。修正ファイル出てるんでプレイ前にご確認を。
  • 今作というかALcotミドルプライス作品で採られてるラノベ風パッケージの素晴らしいところは、背表紙という一等地(棚刺しだと客からはココしか見えない)にライターさんの名前があるってことですね。元締がシナリオライターである宮蔵先生だから実現したのかな。大事な気持ち。
  • 以下ネタバレは少なめですが一応隔離で。
  • 思えば『18歳の保健体育』だったのかもなあ、などと。いや精神年齢的にはもう少し下っぽいのですが、熟れすぎ濡れすぎイキすぎな肉体と精神のアンバランスさを考慮に入れて18歳くらいということで。宮蔵センセ作品のような若さを中心としつつ、保住センセのロジカルで丁寧なテキストでバランスを取ってるあたりは完成度高め。それこそ設定的にはフルプライスにもできる(特に聖・のばらはかなり大きなイベントを足せる)とは思うんですけど、あれくらいのところでスパッと終わるのが"18歳の保健体育"の等身大かなと。子供たちにやたらと荷物を背負わせるのは、作品的になんか違うなと思うし。
  • ヒロインの要素だけで見れば聖が好き。ちょっとおバカな分、開き直ってからの破壊力は一番かな。でも作品コンセプトに従ってカップルで見るなら、やっぱりのばらルートだなあ。見てるだけで"嬉しく"なっちゃうくらい素敵だったと思う。それがそこに確かにあるということが嬉しい、というか……たいちょーが解釈していた"うらやましい"の親戚みたいなものなのですが多分。
  • そう、出穂さんの立場から彼らを見ちゃうところもあって、ああこういう視点が一つ設けられてて良かったなぁと思ったりも。コンプ時の演出ではALcotらしい業が光ってて好印象。知ってるはずなのに「やられた!」感がすごい。さよなら、たいちょー。
  • ホントの話、こんな作品が増えたら自分も悩むことなんて無くなるような気がするんですが、いやいやそうそう上手くはいくまいとネガティブに考えてしまうのが大人の嫌なところですおのれー。恋愛とかそんな年じゃなくなりつつもありますが、それに限らず真剣さを無くしたらそこが終わりなんだろうなあ。もうちょっとがんばるか。