age 『マブラヴ オルタネイティヴ』 関連コメント(ネタバレ)

>オルタ
否定する理由があまりに多い作品(ただし同じくらいに肯定する理由もある)なのは間違いないですが、Su-37氏的にはどのあたりが否定する理由でしょうか?

(以下、割と全肯定に近い私の意見)
ヨシダ氏はマブラヴについてインタビューで「テーマ自体は君が望む永遠と同じ」と語っているあたりから見て、BETA云々の設定はおまけに過ぎないように思いますね。
(そのおまけに過ぎない設定にも相当力が入っているあたりよくやると思いますが)
やはりメインとなるのは、リンク先の過去記事にもある『選ばれなかった側の想いを描く』ことであり、『そのことが漠然と見えてしまうが故になかなか決断ができなかった鳴海孝之』が相当批判されたことに対して『それに気が付かないが故に”一途だった”白銀武』を描いて見せたのがマブラヴと名の付く一連の作品だったのではないかと私は思っています。

というわけで、私が一番自分に近いと思ったオルタレビューはここ↓
http://blog.livedoor.jp/april_29/archives/50413351.html

 悔しいけどオルタは面白い。2006年のゲームではかなり上位に入るでしょうし、君望以上に選択が意味を持っていて、ageの中では確かに正当な流れで産まれた作品でしょう。結局一番に気に食わないのはメーカーなんじゃないかなと思ったりもします。この物語に対してそういう感情が邪魔する事を、非常にもったいないとは思うのですが……いずれは肯定する時も来ると思うので、それまでは。ついでですが、技術的な側面ではオルタはナシの方向に分類されるかな。少なくともアレを50インチプラズマでやりたいとは思わない。