PULLTOP 『遥かに仰ぎ、麗しの』 関連コメント(ネタバレ)

>本校系司のみやびに対する子供扱いに関しては、個人的に非常に引っ掛かっている部分。
私も必要以上の子ども扱いは気になっていた部分です。 ただ、Su-37さんと(多分)逆で肯定的ですが。 本校司は(年齢や見た目(笑)も含めた)等身大のみやび、として接していたのじゃないかなぁ、と思ったのです。 4〜5歳とはいえ年の差があり、また教師と生徒の関係でもある。女性として扱うよりも自然じゃないかな、と。 子ども扱いすることで、彼女達の女性の部分から無意識に目をそらしていた部分もあるのかもしれませんね。 (だからモノローグでドキッとする部分が強調されてたのかなと妄想)

 例えばみやびに対して女性としての意識を高めてゆくなら、もう少しやり方があったような。結局最後まで子供扱いのような気もするし、それでいい気もするし。全体として見たときに立ち位置が曖昧だったかも。学園という設定を最大限に生かしたのはみやびだと思うので、そういう意味を見出すのも面白い。司を教師として捉えるかどうかは意見が分かれそう。

>奏のウエディングドレスが見たいです
そして奏の投げたブーケを取ろうと、みさきちとすみすみの姉妹の骨肉の争いが。
さきちは他人のルートはもとより、自分のルートでさえセンセ・滝沢センセ・相棒と司の名前を呼ばなかったですが、ED後はなんて呼ぶんでしょうかね?(最後の宿直での司さんはあれはふざけていて呼んだだけだろうし)

 そして自慢の高枝切り鋏でキャッチするのは通販さん。直近で終わった作品でも主人公が「司」だったので混乱するぜw しばらくはセンセでしょうが、呼び捨ての「司」が一番しっくり来そうな感じもします。

とりあえず「かにしの」について大いに語りたいところなのですが、まだみやびルートを残しているので細かいことは後日にしたいと思います。そんな訳でここのネタバレ部分も封印しているので早く読みたくて仕方の無い毎日です。
どうやら分校系の方が評判が宜しくないようですが、キャラ的には勝っている感もあるのは気のせいでしょうか?私としては栖香、みさきちが甲乙つけ難い印象。栖香は明らかにシナリオで割りを食ってしまっていますね、もったいない。もっとイベントとして甘甘にしてくれていればと思います。
さきちは丸戸信者としてはかすりさんと比べてしまいますが、輝きは段違いですね。特に司の問題点を救っています(梓乃もそうですが)。名脇役でもあり主役も張れる貴重なキャラ、段々と味も出てきますし。敢えて対比させるなら、栖香が月なら、みさきちは太陽。殿子が月なら、梓乃は太陽。

 そろそろ終わったのではと期待しつつ。キャラの対称性は狙ってやってるのでしょう。もっと言うなら邑那とみやびも同じで、あの世界の影を渡り歩く邑那の闇と上に向かうみやびの光。邑那との比較で見ているから、自分はみやびに対してちょっと厳しいのかも。