月面基地前のオーナーが、INFINITE-JUSTICEのスポンサーである杉本晃志郎こと本名・掘江満氏だったという噂 (コメント欄)

この話は少し前から出ていましたが、まさか月面基地前と関連しているとは思わなかった。スレにはその他関連情報もあるので興味のある方はそちらを。
   関連:Infinite-Justice「EREMENTAR LEGION」と東まゆみ「EREMENTAR GERAD」の関係



●杉本晃志郎こと本名・掘江満氏について


アーベルソフトウェアの社員。
アーベルは老舗美少女ゲームメーカーのエルフから独立した菅野ひろゆき氏のゲーム会社。
広報・営業等に従事し、1年ほどで退社。
その後彼は、リトルウィッチの設立に参画、広報担当取締役になった。
リトルウィッチはデビュー作が「白詰草話」(02.07.05発売)


掘江氏が一躍有名になったのは、
リトルウィッチ時代の裁判沙汰。
2001年4月に当時できたばかりのリトルウィッチのBBSで、
彼はアーベルの菅野氏について、
分かる人にはバレバレの伏字でいろいろ逸話を書いてしまった。
とうとうアーベルがリトルウィッチと掘江氏を相手に名誉毀損で訴訟を提起する騒ぎとなった。
で、彼とリトルウィッチは公式にアーベルに謝罪する羽目に追い込まれた。
2002年3月、謝罪広告を掲載などする代わりに
訴訟を取り下げてもらい、ようやく和解が成立。
彼は結局、リトルウィッチから離れたようで。


掘江氏はリトルウィッチを離脱し、有限会社アマルガムを立ち上げた。
INFINITE-JUSTICEのブランド名で
デビュー作「Reflective Heart」を発売する予定だったが(当初02.02.14予定)、
延期を繰り返し一部原画家まで変更するなど迷走を極めた挙句、
2003年5月頃発売中止、9月頃OHPも消滅。
げっちゅ屋にもデータがないので簡単に「Reflective Heart」の当初の内容を書いておくと
ライバル会社の妨害や資金不足といった困難に立ち向かいながら
3ヶ月以内に美少女ゲームをリリースする目的のゲーム。
主人公はごく普通の美大生だったのが、
アパートの隣に引っ越してきた女性3人組のメーカーに巻き込まれて、
いつの間にかスタッフになってしまったというストーリー。
ゲーム中の女性3人組のメーカー名は自社と同じ名前、アマルガムとなっている。
あとライバルメーカーは、
社員が独立してアマルガムを立ち上げたので
潰してやろうと妨害をしかけてくるという設定。
…まぁ一部、彼の状況とだぶって見える内容なわけで。


掘江氏はINFINITE-JUSTICEで失敗した後まもなく、
今度は九頭龍という新ブランドを立ち上げた。
現在、九頭龍のOHPは2004.11.02の更新を最後に放置され、実質活動停止状態。
九頭龍ブランドが実質活動停止状態になったものの、
潤沢な資金をバックに、掘江氏の業務拡大意欲は盛んなようで。
まず彼は
九頭龍を離脱した杉菜水姫氏を代表に据えて
有限会社グングニル、ブランド名Innocent Greyを立ち上げさせ、
自らはスポンサーとなる(OHP開設は2004年10月)。


ついで彼は
株式会社アークライトのブランドTerraLunner(テラルナ)の開発チーム、
月面基地前を引き取り、スポンサーとなった(2005年1月公表)。
ピンとくる人もいるだろうが、
月面基地前の最後の新作「らくえん」(04.06.25発売)の内容は
お蔵入りした「Reflective Heart」と重なる部分があり、
もしかしてそれで気に入ってスポンサーになったのかも知れない。


そして掘江氏は今般、
INFINITE-JUSTICEブランドを再利用して
問題の「ELEMENTAL LEGION -創聖の戦記- 」(以下EL)を製作中(2005年7月公表)。


ELは絵師こそ異なるものの、タイトルや設定・キャラクターなどが
マッグガーデン社が版権を有する一般向け人気作、
エレメンタルジェレイドに酷似。
それだけならまだしも、
掘江氏がマッグ社の第三位の大株主であることから(3月末時点)、
パクリについてマッグ社黙認の18禁作品ではないか、と物議をかもす。