コミックマーケット77(C77)三日目 NH3のアレコレ

  • 前日夜まで渋谷のキンコでコピー誌を作っていて始まる前からクライマックス。しかし心配された寝坊はなく、やぐら橋閉鎖前に会場へ……とか余裕こいてたら東に呼び出されて往復してる間に設営の時間がほとんど無くなってしまった。結局は設営完了と同時に開場という感じに。時間にルーズなのはよくないですねホント。
  • エロゲ島らしくまったりスロースタート、なんてレベルじゃなく最初の30分あまりに売れなくて&館内が寒くて泣きそうに。外周回ってる人たちが館内に戻ってくるまでは辛いですね。今回は本当にスペースから一歩も出ませんでした。トイレ対策も万全だったため、椅子から動きもしなかったなぁ。来客に大きな波があるわけではなかったのですが、開場一時間後から閉会までは途切れにくいペースで進行しました。わざわざ差し入れなども頂いたりして、ありがたい限りです。
  • 新刊「Radiant」はそこそこ売れて完売もなく、という感じ。刷りすぎなのは分かってるのでこれでOKなのです。既刊の「TOKOLOGY」が多く出たのも嬉しいですね。悲しいかな、乱丁騒ぎのおかげで山ほど在庫があるので。(……) 3月のCUFFSオンリー、Comic1にも出るつもりです。冬コミに来られなかった方はそちらで。
  • エロゲ怨念本こと、コピー誌「ぼくらのあいしたエロゲー」は昼過ぎで切れてしまいました。申し訳ありません……多めというか、中綴じ24pで前日夜のうちに刷れる限界(70部)までやったつもりだったのですが、妙に好評でして。「Radiant」をガン無視でコピー誌だけ手に取られる方も両手ほどいらっしゃって、作った人間としても動機が不明な感じ。
  • 完売してしまったし、再生産するのは面倒すぎるので本文をPDFファイルで公開します。 この本の表紙に書かれていたアンジェは絵担当のふぁなさんところでも公開されてます。(表紙では足が切れてますが、元絵はブーツまでキッチリ描いてあるんですよ) このシリーズは今後も続けていく予定。
  • 16pを越えるような中綴じ本を自力で作ると、労力的赤字が激しすぎるかもなぁ。今度からはスミ刷(or1C)の短納期本という形で印刷所に頼もうかと思ってます。そうすれば発注100部くらいで数量的にも丁度良くなるかな。印刷に関しては色々試してみたいです。(カラー挿絵のCPの悪さにはさすがに今回で懲りましたが)
  • 三日目大晦日西2ホール、しかもホールの角に近い島中ってのはちょっと不利だったかなぁ。一般参加で体感してるところではあるけど流量が東とは全然違う。前回はふらっと手に取る人も多かったのですが、今回は決め撃ち・ジャンル買い系の人が多かった。でも他の島の人に訊いたら「そうでもない」「いつも通り」という答えが返ってきて、詳細はよく判らないところ。やたらと外国人が来てたのも印象的。(テキストメインは辛いのか、流し見という感じでしたが)
  • 今回は表紙がキャッチーではないからか、A3の表紙絵POPも効果が薄かった感じ。(もちろん、瑠璃と涼が後ろ向いてるのにも重大な意味があるのですが) 冬の西館特有の強風で何度も吹き飛ばされそうに。NH3では本のイメージに合わせて、敷布にジオラマ用の芝マットを使っているため、テープ等でPOPスタンドを固定できなくて大変。最終的にはスタンドの足に棒金を置いて対応。そう、隣のスペースが数少ない『ワンコとリリー』本を出してる「とかちのくに」さんで、念願のお目通りが叶って嬉しい限り。ウチの「TOKOLOGY」は「Anniversary」あっての同人誌なのです。
  • 今回は新刊・コピー誌・既刊があり、スペース上のレイアウトに悩んでしまった。当初は新刊とコピー誌平置き二列・既刊平置き一列で頒布していたのですが、途中から新刊平置き二列・コピー誌と既刊平置き一列にして新刊のカラーページを開いて展示しました。人の視線の流れが明らかに変化したのが興味深かった。次回からは二段置きも考えないと厳しいか。
  • そんなこんなで閉会。クロネコの配置も近かったのでさっさと在庫を部屋に送って、神田でメシ食って名古屋へ帰省。なかなかにハードなスケジュールでした。大晦日コミケはできれば避けてほしい、というのが本音。
  • 2009年は「TOKOLOGY」の企画会議に始まり「Radiant」の頒布に終わるという、実に分かりやすい同人イヤーでした。(その間にCUFFSがやったこと:グッズ作りとTOP絵更新) 今年はさすがに前年ほど同人活動はできないと思いますが……CUFFS以外でも何かやってみようかなぁ、などと考えています。
  • ともかく、もう夏コミへのカウントダウンは始まっているわけで。在庫もありますし、夏コミへの申し込みは行う予定です。今後ともサークル・NH3をよろしくお願いいたします。