「いちゃラブ大全」担当解説・第三回

  • 「いちゃラブ大全」発売中です。既に手に入れてる人もいるようですが、楽しんでいただければ幸いです。俺はそろそろ逃げ出したくなってきました。
  • 今回はAXL『PrincessFrontier』『キミの声がきこえる』の話。
  • 企画が出た当初から『PrincessFrontier』は入れようと思ってて、それなら『キミの声がきこえる』を合わせてAXL北側寒囲ライン特集にしてしまえ、と。余力があれば『雪桜』も入れて北側寒囲×青山ゆかり大特集ってのもやってみたかったです。(そうするとトノイケ特集よりページ数が多くなってしまうのですが)
  • 『PrincessFrontier』はともかく『キミの声がきこえる』はどうなの、という意見もあるかと思います。直也の性格とか、可能性を中心とする分岐の多い展開とか。『こいびとどうしですることぜんぶ』とは正反対とも言えるかもしれません。多くの可能性があって、その中で一人を選んだという過程は愛情を加速すると思うんですけど、ちょっと私見入りすぎだったかも。
  • 北側さんはバランスを重視するタイプなのかな、と思います。ハッピーエンドではあっても、何かを得た代わりに何かを失うようなものが多い。特徴的なのは『PrincessFrontier』のミントさんとか『ロンド・リーフレット』のロビィとか。キミ声は取り返しのつかない決別の可能性がいくつも転がってて、気持ちの強さが試される作品かもしれません。
  • まあ理屈はともかく、何より大事なのは桜が可愛すぎるってことなんですよ。重たくて湿っぽいけどそれも魅力の一つ。青山ゆかり担当キャラの中でも、桜に並ぶのはR-シロツメグサ@『R.U.R.U.R』くらいかなぁ。そう、エロゲ声優ヲタとしてはCVネタをもっと仕込みたかったのですが、世間的な認知度を考えて避けました。エロゲ声優本とかニッチなものは個人で作れって話ですね。
  • さて、このネタも次で最後。次回は青山ゆかり繋がりのあの作品です。よろしければお付き合いください。