「いちゃラブ大全」担当解説・第一回

  • 「いちゃラブ大全」特設ページ公開しました。いくつかイラストも見られますし、収録記事のタイトルも出てるので参考にしてください。で、公式で特設ページが出来ちゃったのですが……一応ここでも不定期連載っぽく中身のお話をしてみようかと思います。個人的な話とか。
  • 名前が出ている企画の内、自分が担当させてもらったのは「ゲームライター三大列強」トノイケダイスケ編です。丸戸史明編もやってみたい気持ちはあったのですが、そちらは他にも好きな方がいらっしゃったので。トノイケ氏自身について直接的に語るわけではなく、作品を通して特性を知るような形になってます。
  • 雪さん(水月)・紅葉(さくらむすび)・透子さん(ワンコとリリー)・愛ちゃん(Garden)という糖度の高い4人を選出しました。軽いノリではない作品が多いので、全体からはちょっと浮いてるかもしれません。4作品の本編を連続して読み返して発狂しそうになったりもしたけれど、私は元気です。
  • ワンコとリリー』はまるであつらえたかように企画意図と合う作品でした。短い時間に圧縮されたやりとり、分岐しない構造などなど、短編の方が向いてるジャンルだと思います。ちょっとした年齢差も良いアクセントに。
  • 『Garden』については悩んだ上で愛ちゃんにしました。作品全体を見れば絵里香かな、とも思ったのですが……少なくとも愛ちゃんの話は最後まで素晴らしいものであった、ってことで。
  • 水月』の雪さんは一つの究極系ですね。二人はどこまで行けるか、という話。
  • さくらむすび』についてはサイト上でも色々書いたりしましたし、2006年の冬コミ初めて同人誌に参加した作品なので思い入れは深いです。ずいぶん長い付き合いとなりました。何度読み返したかも分からないくらいですが、今でもまだ発見がある素晴らしい作品だと思います。とはいえ紅葉の魅力を外部的に表現するのは難しく、彼女の持つ穏やかな空気が伝わるかどうかでえらく悩みました。
  • なんだかアンモニア臭のする紙面になってしまったのですが、それは自分のせいじゃないと思います。
  • 次回からは個別の作品紹介記事の話など。割と短いあの作品とか。