新刊の出ないラノベシリーズと、発売延期を続けるエロゲの比較

ダブルブリッドが4年半ぶりの新刊、十二国記が6年半ぶりの新作掲載。 児童文学→古典文学→ラノベという経緯でオタクになった自分の感覚からすると、5年や10年くらい待っても新作が出るだけで嬉しいのですが、エロゲユーザーの方は何であんなに延期に対して厳しいのでしょうか? そりゃ楽しみにしてたのは分かりますし、企業としてどうかと思いますけど、別に代金を踏み倒されたり、そのゲームをプレイするまでパソコンで他のゲームが出来なくなったりする訳でもないのに憤ってるのをみると、いつも不思議でならないです。

 上記コメントに対して、このサイトを見て下さっているエロゲ紳士の方々のご意見を募集したところ、なかなか反響が大きかったので別記事化。意見の集約としての側面が大きいので、全部に返信はしていません。悪しからずご了承下さい。



エロゲの発売延期のコメントの事ですが、 出ないと延期とじゃ種類が違うんですよね。 前者は作者の体調や他作品優先とかで後回しetc、後者はただの製作の遅れや作品自体に問題を起こすバグなど基本的に作品評価に反映されるような部分の理由ばかり。(稀にそれ以外の理由もありますが…) 楽しみにしてた作品が蓋を開けて見ると地雷・凡作 コレが嫌なので厳しいのではないかと。 ラノベは作家成り立て〜中堅が個人の生活がかかってるという点を除けば急いで出さなくてもいい上チェックもかかるでしょうし致命的な事にはならないと思います。 基本的に続編ありきなラノベと基本的に単体での完結のエロゲでは面白さへの安心感に差もありますし…

 確かに、未完シリーズはある程度売れた作家で発生する感じが。他のシリーズに注力するケースが多いかな。そっちが面白ければそれでいい、という人も多そう。それはラノベが個人作業で、エロゲが集団作業である違いが要因になっているのでしょう。エロゲは個人以上に、プロジェクト単位で期待されている。
 エロゲの"内容の不明さ"は大きなキーポイントかもしれません。エロゲの良し悪しは製品版を最後まで読まないと分からないし、発売されれば多くのユーザーに同時的に判明してしまうという、傾きの大きな要素。だから過度な期待が発生し、その反作用での過剰な罵倒も生まれてしまう。そこはデリケートなモノとして製作者にも消費者にも意識してほしい、とは思います。(『Garden』の件ではこれに泣かされました……あんな事になってるとは……いや、事前の状態からして何らかの瑕疵は想像しないでもなかったのですが)

あなたはチームぼとむれすのスタッフですか?

 しがない機械系の技術屋ですから、エロゲは作ってないですよw 創作とは縁もゆかりもない仕事をしているから、こんな記事を書いてるんでしょうね。自分のことだったら笑えない。

>延期
コメント氏が例に挙げられた小説の続きは
「書いてます、そのうち出版します」

「ごめんなさい、延びます」
を繰り返しているわけではないと思いますがどうか。
(この件の本筋ではありませんが「ヤマモト・ヨーコ」は出す出す言いながらいつになったらほんとに動くんだ。いいかげん見捨てるぞ)
つまり、もうじき出す来月出すと言いながら何度も何度も延期を繰り返す行為が非難されているのではないかと思います。1回延期したくらいでぎゃあぎゃあいう人はあまりいないと思うし、もしいたとしたらその人は潔癖症かただ騒ぎたいだけのフーリガン的存在だと思いますし。

>エロゲの発売延期について
エロゲを「異界に行く文学」ではなく「異界に行く旅行」と捉えてみる。
それなら前情報で散々煽られた挙句ドタキャンされて、イラッとくる人が出るのはしょうがないかと。
ただ、その怒りベクトルが的確で適度な人と、そうじゃない人とがいるのが怖い所です。私は「怒らない派」。

私は延期容認派になったばかりの者です。
延期について少しばかり意見を…

個人的にはやっぱり発売日と銘打っている以上、会社として責任持って出していくことが大事であるし、それを楽しみにしているユーザーありきである以上、延期当たり前になっている現状は常々疑問に思ってました。そういう意味でかつて自分も延期批判派と言える派閥だったと思います。社会人のユーザーでもたまに有休とっているという方を見かけます。少なくとも延期の被害を被っている方もいると思います。

また散々延期して12月・1月酷かった作品があります。 果たして延期という行為が作品の質を上げるものであるとするなら、良かったのでしょう。ですが、散々伸ばした挙句に結果が作品のスケールの縮小という結果であったわけです。では延期=まとめきれていない=作品の質の低下という結論付けが行われて延期に批判というのも分かりますし、自分も延期と聞くと危惧するようになりました。

またユーザーは事前に出た話の情報から話を膨らませて想像しています。それが長引けば長引くほど肥大化し、それ以下であると期待以下だったというのが実情だと私は思います。詳しい事情は外から見える限りしか分かりませんが、TH2○Dは延期してその間にママ攻略可能と言う想像が膨らんで、発売後の騒ぎの一因になったと思っています。そういう意味でも延期は良いものではないと思ってます。

ただ12月・1月と“怒りの日”、“庭”を被弾した身としては少なくとも作品を未完成で出して欲しくはないと思うし、(仮に作り手の方がコレで完成だと思ったとしても)事前に出していた情報を何の断りもなくなかったことにすることは避けて欲しい。それが延期批判が遠因であるのかな・・・と思い、少なくとも作り手に妥協のない作品を完成させて欲しいと思い延期容認派になった次第です。

エロゲの発売延期で一番非難される点は、情報を小出しにして期待を煽りながらも延期をする、と言う所だと思います。 本の場合、「新刊では、ヒロインの○○が…」といった事前情報を出す事があまり無く、出したとしても発売が完全に決定してからの場合がほとんどです。 期待を煽ると言うのは、延期に限らず作品の質についても批判を受けやすくなる状況を作り出す要因なので(Garden、Dies iraeなど)、両刃の剣であると思います。

>延期について
ここ最近目が厳しいのは、延期=未完成品が発売されるという事態につながっていたからではないでしょうか。 鍛えられたエロゲユーザーなら延期は延期で楽しんでいるものだと思います。

 期待を過剰なほどに煽らなければ手にとってもらえない価格設定も、ネガティブな意見を増やす土壌にはなっているのでしょう。延期は作品崩壊の前兆現象……前例を作ってしまった作品がそれなりにありますから、仕方ないのかな。延期して直接的に内容が悪くなる可能性は低く、ダメな延期作品は最初から体制が整ってないだけですね。現実から目を逸らしたい。

延期に関しては辛くないんだ、延期に関しては。
元々子供の頃からずっと待たされる事が多かったし、延期する事が企業として云々と言うなら、任天堂(てかゲームフリーク)とエニックスはエロゲメーカー以下じゃん?
あかね色に染まる坂ポケモン金銀ほど待たされていないし、庭は未完成が問題なのであってドラクエ7ほど引っ張ったわけじゃねーよ、と。

 延期エロゲのクオリティに関しては、(上下のコメントで触れられている通り)ダメなケースが優勢のような気もします。コンシューマ大手の場合、延期大作は割と評価される内容になる場合が多い? 開発体力次第で、延期の意味は違ってくるのかも。最近のコンシューマについては把握しきれていません。内容的に割と評価された感のあるマブラヴオルタの延期話が、発売後にすっ飛んだのは印象的でした。このことも今回皆様に意見を求めた一つの要因であります。

延期に関しては、『約束を破られた!』という怒りが一番大きいのでは。例に挙がっている小説は発売日を予告したわけではありませんし…実際に発売日を設定していたハルヒ新刊の延期でもゴタゴタがありましたよね。

延期したエロゲは、その前に発売日をはっきりと決めていた。 なのに約束(期限)を守らないのでユーザーが怒る 。 休止状態のラノベは発売日どころか、発売するのかどうかすら分からない。つまり約束がないので、延期されたという感覚がない、だから怒りがわかないのではないかと思います。

本とエロゲの延期に対する考えの違いは事前に与えられる情報量の差があるからかな、と思ったり。
本は発売決定、または予定が公表されても内容はおおまかにしか伝えられませんから。ほぼゼロからの期待とでもいうのでしょうか。
ですが、エロゲに関しては映像作品であるので情報雑誌やオフィシャルでキャラのグラフィックや、おおまかなストーリーの説明、また昨今の殆どの作品が主題歌や体験版を発売前にダウンロード出来るので期待をしてしまう。
つまり、同じ「続きが気になる」でも発売前の与えられる情報量が違うため、エロゲユーザーは延期に対して厳しいのではないかと。
まぁ、あとは価格の違いも少しあるのでは。
本であれば資金を用意していなくても大抵のものは買えますが、エロゲはどうしても最低4桁、下手をすると5桁ですし。これはユーザーの資金面にもよりますが、やはり「○○が出るから金溜めておかないと」という人はいると思います。延期すればまたその月に資金を用意しないといけませんからねぇ。
でも、最近はエロゲの延期も全然平気になってきた僕がいる。鍛えられてきたってことか……。

 例えば元コメントの感覚は、長いあいだ明確な新作が無いブランドやクリエイタに対するものに近い、と考えるべきでしょうか。(『AIR』発売後、『CLANNAD』が出るまでのKeyとか) 発売延期はまず"発売日を決める"というプロセスが入りますから、その分責められるべきポイントがある。金銭面では、やっぱり学生ユーザーの不満は大きくなりやすいのかな。プレイ時間を確保したのに延期しやがって、というのは社会人の方が大きいでしょう。ラノベは時間が掛からない点で有利?

ぶっちゃけ、発売延期自体にはそれほど問題を感じていません。発売されてしまえば結果オーライなわけですから。しかし、延期の連続で発売する兆しが見られなかったり(どのエロゲとは言いませんが)、延期の果てに出されたのは未完成品(どのエロゲとは言いませんが!)なんて物もあるわけで。  そういった最低最悪の事態の第一段階こそが『延期』。単純明快に言いますと「延期するなんて開発切羽詰ってるんじゃ」→「間に合わせるために手抜きなんてしてないよね!?」という不安こそが、延期を忌避する理由なのだと思います……。  あと、エロゲをプレイする人に社会人が多いことも忌避される原因なのでは。やっぱ物語にドップリ漬かるなら丸一日かけてプレイしたいわけで。発売予定日に休暇を取る→延期でちょ、おま! なんてなっちゃうと、腹立たしく思う気持ちは分かるかも。
↑ここまで本題。diesで盛大なボディブローを食らった時は本気で泣きそうでした。でもまぁ、ルゥリィみたいな私的ストライクど真ん中がひょっこり現れたりもするから、この業界からは抜けられないぜ……!!(←先日さくらッセをクリアして、毎日ルゥリィの立ち絵を拝んでいる変態)

 本題部分は延期作品のクオリティ云々という行に任せるとして、オマケ部分にmating season吹いた。ゆっくりネコっかわいがりしていってね!!!

>エロゲの発売延期について〜
小説か漫画かは知りませんが、「いついつに出しますよ」と告知されたわけでもなく
ただ単に首を伸ばして待っているのと
「何月何日に発売します」と告知しておきながら結局延期されるのとでは
後者の方がガッカリ感が大きいと思うのですがいかがでしょうか。

あと、前者は個人の作業の比率が大きいのでその人の筆が進まないとどうしようもないですが
後者は複数の人間が関わって進捗管理された上で発売日まで設定しておきながら延期という
普通の会社だったら取引停止されてもおかしくない所業なわけですよ。
(その上、詳細な理由はほとんどの場合説明無しで)
それを見て「なんでそんなに怒ってるの?」はちょっと想像力に欠けてませんか。

規模は小さいながらも予約という形で発注をかけてる客側に対してなんの説明も無しに
「納期にお届けできません。ごめんなさい」では
「もうお前のとこの商品は頼まん」となる人がいても普通だと思います。
自分も2社ほど度重なる延期に切ったメーカーがありますし。
でも逆に日程が決まらない分にはいくらでも待てました。
間にドラマCDや小説があったとはいえ伊達に2年と4年待ったMarronスキーではないのだよ!
要はできないスケジュールなら発表するなという話ですね。理由は色々あるんでしょうが。

 常識として発売日を守れと言うのは分かります。ただまあ、創作物というのは工程を守れば完成するものではない、というところは重い意味を持っていると思うんですよね。性能についても本質的には保証を持たない。その中でユーザーの気持ちはどう動くのかな、という話。

”発売されるのを待つ”のと”発売延期”では意味が違うかと。 一度発売日を発表した以上は、ある意味約束です。 その約束を破られたので怒るのでは?。 この業界、約束を守りにくい環境みたいですが。 これほど発売延期を繰り返す業界は他に無いのでユーザー が延期に対して厳しい事を言ってるように見える事にもなってるかと。 他の業界もこれほど発表と延期を繰り返していれば 似たような感じで厳しい事を言われると思いますし。 エロゲユーザーが延期に対して厳しいと言うよりは、 これだけ延期を繰り返す業界に対してならある意味普通 な反応な気もします。
まあ、個人的には発売延期されても発売されればいいやってタイプなので余り気にしてませんけどw。

 そう、自分が知りたいのは最後の一行の部分なんです。個人的にどう思ってますか? という話がメイン。別に延期の間は他のエロゲやるから好きにしなよ、とか俺の有休を無駄にするブランドは許さねえ、とかそういうロジックをある程度のサイズのデータとして。ショップ・流通への迷惑はあるでしょうし、雑誌等に露出するには目処が立っていなくても発売日を決めなきゃならないかもしれない。ただ今回は、あくまでユーザーレベルでの話に留めたいと思います。商売人同士の領域ならそこには個々の気持ちが入る要素はないですから。

私も延期は気にしないですね。 エロゲは企業で作っているということから製作を切り上げざるを得ない状況が発生してしまうのが非常に残念に思うくらいです。

 『Garden』のことかー!、と憤ったりすることも少なくなりました。まあ、今は(信じようが信じまいが)待つしかないと思います。自分は割と楽観的。ラノベも商品には違いないのだから、切り上げられてしまうことはあると思います。人気のある作家なら気が向いたときに書き上げれば出してもらえるのかもしれませんが……どうなんでしょうね。過去シリーズが中断してる状態で別作品で売れて有名になって、その中断シリーズの新規原稿上げたよと言われれば、自分が編集なら販促のチャンスだと判断するでしょう。
 創作物で商売をするという、基本の部分にかなりの捻れが内包されているようにも感じます。故に面白いのだ、とも。

「発売延期」・・・中には延期されて喜ばれるユーザーさんもいらっしゃいますよね。 その理由が懐具合が寂しいからというならともかく、他に買いたいゲームがあったからというのも笑えない話。

エロゲ延期に関してですが、口ではまた延期ですかと言いつつも、実際は延期されても特に困らないですねぇ。むしろ、いつも金欠なので延期されるとちょっと余裕が出来たわと思ってしまう私は駄目な子。

 金策的な意見は分かりすぎるほど分かるというか、自分も学生時代はヒーヒー言ってましたから……社会人になってからはあまり困らないのですが、さすがに新作8本とか買うと圧迫される。主に美味しいモノを食べる飲食費が。

エロゲの発売延期について 延期に厳しかったことなんてありましたっけ? 叩かれてるのはどういう根拠から出てきてるかわからない発売予定日を何度も何度も破ってるようなところくらいで(極端にそういうことが多いのがエロゲ業界だと言えばそうかもしれませんが〜)、どちらかと言えば「延期してもいいからちゃんとしたもの作ってくれ」って意見のが多い気がするし、自分もそう思います。

自分はエロゲの発売延期については特に気にしないタイプですね。 やっぱりエロゲをプレイするなら、作品として作りこまれているものをプレイして満足したいですし。まぁ延期したからといって、それがクオリティアップにつながってるのか分かりませんが。 そもそもユーザーでエロゲの発売延期で憤ってる人って そんなにいるもんなんでしょうか?

 自分の実感(+周辺のエロゲヲタの反応)としても、それほど厳しい意見が出ていたような印象はありません。そういう点でも色んな人の意見を聞いてみたかったんですよね。ネタにする人、興味が薄れていく人、怒る人、色々です。

>5年や10年くらい待っても新作が出るだけで嬉しいのですが、エロゲユーザーの方は何であんなに延期に対して厳しいのでしょうか?
発売がゆっくりなのと、延期はぜんぜん違うのでは? あなたが楽しみにしている小説が、たとえば3ヶ月ごとに決まった発売日を延期し続けて何年も経ったとき果たして同じことが言えるのでしょうか?

エロゲの延期話。そりゃ佐藤御大や秋山某氏のアレの続刊が出たら、私だって目を疑いなら喜びますよ! ……ではなくて。
例に挙げられている小説は連作ものの続きです。なので、ゲームの新作と比較するのはどうかなと思いました。例えばFF13DQ9が延期と聞いて「あー、はいはい」とスルーする感覚でしょうか。対して、エロゲはほとんどが独立した新作です。連作で言うと一冊目。しかも発売日まで公式にアナウンスされます。……それが延々と延期したりすると、ものによっては憤ったりすることもあるかもしれません。個人的には作品スレで愚痴こぼしあうのもそれなりに楽しいですけれども(期待されてる新作って大抵発売前にスレ立ちますよね)。
そういえば、来月は年一冊以下のペースになってしまった七姫物語が出るなぁ。ラノベは発売予告さえ出れば、ほぼ間違いないので気分的に落ち着けます。

エロゲユーザーって延期にそんな厳しいものでしたっけ?
むしろ「今月は苦しいから延期してくれて助かった」とか良く聞く(ry
まぁあれですよ、エロゲの場合、安易な発売日告知→延期コンボを数回繰り返す事があるからじゃないですかね。
発売日決定→wkwkが止まらねぇ!→延期かぁ……の繰り返しは、確実に対象への興味・関心をすり減らしていきますから。
その点、遅筆作家の出版物の類は焦らして焦らして焦らした末に第一報を告知して、ちゃんと発売するのでマゾには堪らないものが(ry

 ラノベはその辺キッチリしてますからね。商業規模やメーカー規模の小ささからか、エロゲユーザーはブランドや製作者について強く出がちである、という意見も聞いたことがあります。部分的には納得せざるを得ない部分もあって、自分のことについても反省したりも。

別にエロゲと関係なく、長いこと待たされた経験があるかないかだと思うのですが。おそらく同じエロゲ紳士でも、「SNOW」や「Lovers」を心待ちにしていた方々は反応が違うと思われます。

 トラウマ説。ちょっと状況が違いますが、トノが『さくらむすび』を出すまでは待っていたような気もするし、他のことに気を向けていたような気もします。振り返って見ると、自分の気持ちというのはよく分からないものです。延期を待ち続けて、出たら肝心の内容が伴っていなかった場合は明確なトラウマになるかも。

発売延期しても憤ることはないです。発売されたらプレイして楽しむ。
発売されるまで待つのも楽しみのひとつですし。
エロゲが好きなので、不快な思いはしたくないし、ならない。
バグや内容に関しても同様で憤ることはないです。
PC内のデータを破壊するウィルスとか仕込まれていたらさすがに憤るかもしれませんけど。

 既に悟りの領域に。自分も割と近い感覚かもしれません。年食って丸くなっただけと言われると辛いところではありますが。

 「ダブルブリッド」組も「十二国紀」組も皆この砂漠から旅立ってゆく。淋しさはある。でもそれでも良いんだ。僕らは何だかんだいって、今まであいつらの存在を慰めにしていた。そんな浅はかな自分ともこれでようやく別れられるのだから。これは大切なことなんだ。それに、旅立ってゆくあいつらはとても嬉しそうで、その姿を見たらあんまり卑屈なことも言えなくなってしまったしね。多分これでいいんだろう。僕はそう思っている。
 気付いたら僕は頭上に広がる空をじっと見つめていた。深い深い青空だ。天辺に居座った太陽は相変わらず僕らの全身を渇かせて仕方がない。それに耐えきれなくなって、必死に救いを求めようとして声が出る。あるいは、その滑稽な自分達の姿にこそ反発するかのようにして声が出る。
「EGFマダー?」と。

 求めることは仕方なくても、僻んではいけない。作品待ちは誰にも邪魔されず自由で、なんというか(ある意味)救われてなきゃあダメなんだ、独り静かで豊かで……でもゆっくりした結果がこれだよ!となったりするかもしれません。


 どうでしょうか。それほど複雑なテーマではないので、シンプルな意見が多かったように思います。今回の結果は興味深かったので、また何かネタがあったら振ってみようかな。

――――(以下 03/19追記)――――

延期の話。
以前は延期に否定的でしたが、庭以来延期してでも完成させてほしいと思うようになりました。というかアホの子マダー?

 『Garden』の傷は未だ癒えず、という。そろそろ愛ちゃんルートくらいは出していただきたく……

>新刊の出ないラノベシリーズと、発売延期を続けるエロゲの比較
そーだねぇ、考えてみると俺も悟りの領域か。エロゲ買うときはシナリオや設定を見て直感で決め、買うと決めたものについては一切期待しない。期待すれば作品とユーザーの間にどうしてもズレが生じるから。実際にプレイして全力で楽しめばいいのさ。
もちろん、発売日が近づくにつれてwktkし、延期するとショボーンだが、まあそれだけだな。それなりに積んでるからっていう理由があるのも否定はしないけれどw

まあでも、さすがにマスターアップと同時に延期は…あれは結局流通の問題なんですかね?

 過度な期待を抑えるのは、ある程度エロゲをプレイしてきた人間なら取得しているだろうスキル。あんまり期待しすぎると、何かあった時に気持ちが死んじゃうんですよね……あれ、つい最近経験したような(ry
 戦略的な理由での延期は、ブランドの体力にも関わる問題なので仕方ないんじゃないかな、と思います。他社が絡むことですし、中小新規のブランドでは大手とのバッティングに耐えるHPが無いので。

とにかく「エロゲメーカー」は発売(予約)○日前までに攻略(この言葉なんか嫌)可能キャラを明らかにすること。

 管理上の万全を期するなら、それが一番手頃なんでしょうね……でもなんか味気ない、というのも分かってしまう。

延期話は
エロゲ:制作は「会社」→出ないと苛々する→しっかり管理しろ!つくれ!
ラノベ:執筆は「作者」→出ないと心配になる→大丈夫かな?生きてる?
の違いのような。
そんな私は蓬莱学園の革命、ろくごまるに、聖酷1092待ち

 期待の掛けどころ、力点の違いは確実にありますね。集団創作の難しさ……ではあるんですが、エロゲでも個人攻撃に走ってしまうケースも。

約束を守らないことにみんな怒るんであって、延期自体を気にする人はそんなに多くないんじゃないでしょうか。
ユーザーにとってメーカーからの情報は絶対的。言い方を変えれば、ユーザーはメーカーの情報を信用することを強制させられる訳です。ある意味理不尽な、この一方的「約束」を破られる。そのことを気にしないユーザーは大半でしょうが、憤りを覚えるユーザーがいるのは当然であり、おかしいことではない。
この話はDies、Gardenの問題も絡んできます。
「HPに攻略可能とは書いてない」
「未使用CGはあくまで開発中の画面」
なんて擁護の声もたまに聞きますが、それとらしい情報をメーカーに提供されたら信用しかできない。それを裏切られた上に、金出して買ったものが未完成とか切れるっつーの。

 ユーザー側がどういう心構えで"約束"を締結するか、にもよるのかな。別にブランドの出す情報を信じてもいいし、信じないで独自の予想を立ててもいい。確かにその擁護の仕方は基本的に間違っているし、それを拠り所にしてしまったらお終いだと思います。何が起こったにせよ、前情報という形でしかメーカーはユーザーに誠意を示せないハズですから。

エロゲ延期 ある程度経験を踏んだら(地雷踏むなど)延期はそれほど抵抗を感じなくなりますよねぇ。(経験談) 買っても積む場合も結構ありますし。 その分、地雷や一定以下の内容になると怒りが爆発しますが…

 そうですね、エロゲを多くプレイする人は焦点が内容に向いてくるのかも。(それが良いか悪いかは別として) 代替としての作品候補が沢山ある人は特に。しかしプレイ本数が少ない人は、その代替選択肢が無いが故に、大きな不満を持つことになる。

>エロゲの延期
Basilの再始動とかを考えてみると面白いかも、と思ったり。

 アレは延期なんですかねw お家騒動の末の結果に見えるかも。しかしそれが復活してるんですからね……この辺りは冒頭にも書いた頓挫系の作品に近いのかな。