私、女優なんです!

　RUNEの新作『Purely』の音楽担当が『さくらむすび』の安瀬聖と聞いて、BGM買いも辞さない構え。ESを見ると『秋色恋華』も制作してたのですね。
　最近とらのあなではやたらと『さくらむすび』画集がプッシュされてて、売り場の一等地に置いてあったりするんだけど……どうせならソフト本体も一緒に並べろよ、とか専売に出来たからって今更持ち上げやがって、と思わなくはない。次の『Garden』の時はちゃんと販促にも力を入れるんだろうか。


　『きみはぐ』終了。ネタバレ無し。
　南。ところどころにゲームの話が入っているのはどういう意図なのか。ラノベの話をしたりゲームの話をしたり、こいつらちょっと普通じゃないかも。自分にとってはそれが日常ではあっても、エロゲの中でやられると妙な気分だ。しかしまぁ、個別ルートでは意外とちゃんと幼馴染みしてる辺りが割と好感。友達っぽさと反転に関してもそれなりに手堅い。何より、佐本二厘の使い分け演技は新鮮だ。正直佐本二厘を侮っていたところは否定できないので、こちらとしても面白い発見。


　作中で何人か架空の作家の名前が出てきますが、一人の元ネタは多分『バッカーノ!』『デュラララ!!』の成田良悟かと。"前原一也" というのは色々調べてみたが分からず。まさか中原中也?（小説家じゃねえ） 他に分からないモノでは "矢部謙一" など。しかし深く追うのも面倒臭いなぁ、という気持ちが。結局どの辺りのユーザーがターゲットなのか最後まで分かりませんでしたが、フロントウイング塗りとINO絵を見られただけでも満足。予想外の収穫としては、MOSAIC.WAVが歌うEDテーマ「こいはぐ」が個人的に大ヒットだったこと。MOSAIC.WAVはなかなか手堅い曲を作るようになったなぁ。