『彼女たちの流儀』 ネタバレ系コメントレス

それはそうと『彼女たちの流儀』終了いたしました。
ボリュームとしては少ないかもしれない。でも十分に満足はできたと思います(もう少し火乃香さんとイチャつきたかったけれど)。
思うところが色々あるのでいずれ自分なりに感想を書いてみようかと思います。
しかし最後の最後に鳥羽莉に救いがあって本当に良かった。さすがに鳥羽莉ルートのEDで終わらせていたらきっとFD希望していたよ。

 「月の箱庭」 が救うのは鳥羽莉と、こたろーと、ユーザーの感情。コレは 『はるのあしおと』 でも使われていた手法ですね。なくてはならない存在だと思います。

彼女たちの流儀各ヒロインシナリオクリア
ifシナリオはまだ、非常に楽しみ
鳥羽莉シナリオやって個人的に吸血鬼作品として
充分満足させて頂きました。
吸血鬼作品として充分に永遠の生による旅路というもの の苦痛、出会い、そして恋に胸熱く頂きました。
吸血鬼作品は続編を作り易い(あくまでも神の領域で)と思いますが、この作品は永劫性よりも刹那の別れ、そして 出会いの情景に趣を置いていると思うので、あまりくどくどしない作風を維持するために続編は止めて欲しい気がします。変な事書いてすみません。レビューを楽しみにしています。

鳥羽莉が千佐都に「あなたは今まで食べたパンの枚数 を覚えていて?」とか言う作品ならヤバイかもしれない。

 そう、恋い焦がれる気持ちは凄く強いんだけど、着地点はかなり落ち着いたところになる。それがこの作品の完結度にも繋がってるのかな、と思います。吸血種というファクターより、永遠と刹那の対比を持ってきたかったのでしょう。

彼女たちの流儀』をクリアしました〜。 一番の萌え所が涼月という私は異端だろうか? もちろん双子も好きですが。部長愛してるっす。
世の中ではツンデレツンデレと言われてますけど、涼月並に最後までデレない彼女の、行動やらちょっとした言動からウサギに対する仄かな好意を感じ取ってそれに萌えてこそのツンデレ萌えだと思ってる懐古主義な私。ツンデレに笑顔は要らないのですよっ!(マテ あと、ノリコ萌え〜

 涼月は作品のコンセプトを司る存在で、ツンデレなんて言葉で括るべきモノではない。明確な直線で解けない感情こそが彼女たちの持つ精神。しかし作中で一番女の子らしいのはノリコである罠。

>甘いアウトブレイクが二人を溶かす
残酷なウィルスの力はとても強力〜♪
 カノギ終了しました。ついでに鳥羽莉ルートも再度プレイ。
鳥羽莉の不安定で不器用な流儀にこそ逢坂を感じました。
そして、付き合う女性全てを鳥羽莉と比べちゃうコタローに乾杯。この二人は完璧にバカップルです。
しかし、メガネの扱いには絶望した。火乃香さんに後押しされたから付き合うなんて……

 こたろーは鳥羽莉にベタ惚れですから。作中の魔女はやっぱり千佐都だと思います。逢坂とは違い、彼女が壊したのはルールでなく作品そのものですが。 (この辺は感想で詳しく) 鳥羽莉はむしろ枝絵留じゃないかな。自分に資格が無いと思い込んで、こたろーを遠ざけてしまう心が。

>歌詞のイメージとしては確かに個別エンドなんですが、作品全体の象徴として最後の最後で聴くと、なかなか感慨深いモノがあります。
なるほど、見返してみれば1番の歌詞からしてネタバレしまくりのように見えますからねー…
まさか本当に歌詞通りとは流石に予想外でしたが。
EDのイメージは確かに朱音かな。鳥羽莉にも合うのだろうけど、優しい曲調がw

 ホント、歌詞通りの内容なんですよねぇw 朱音の到達する結論は、永遠への優れた解法としてかなり支持してます。永遠によって全てを取り戻したのは朱音の方。鳥羽莉については 「月の箱庭」 シナリオこそtrue eternityである、という考え方も出来ますね。