『パルフェ 〜ショコラ second brew〜』 ごく個人的な補足。

パルフェ』に足りなかったモノ=声優の熱演。流石に里伽子はちょっと酷くない?と思う箇所が多かった・・・恵麻さんやかすりさん、明日香の中の人は良い演技をしてらっしゃるのですが。由飛は声のお陰でウザさが倍増、これは成功なのか失敗なのか分からない。


それぞれのシナリオが、この先ずっと未来に続く予感を持っているのは素晴らしい。集団というカタチで存在していた絆が恋愛感情によって変容し、失われてしまうのではないかという不安。全部のシナリオにおいてその不安を打ち払い、自分の足で立ってみせる・・・そこにこだわって書かれている。ハッピーエンド原理主義者は、その「何の不安も無い未来」に至上の幸せを見出すのです。


んで、ねこにゃん氏の絵が劣化したとか言った奴は誰だ!(それもお前だ) 確かにちょっと特徴は無くなったけど、イベント絵のクオリティは相当レベルアップしてるですよ。表情とか小さな動きとか、重要なところはかなり良くなってます。(相変わらず濡れ場の絵はお得意でない様子ですが・・・)


留年、ピアノ、プレッシャー。
由飛シナリオはいやーなトラウマを刺激しまくってひじょーに辛い。俺は危ないどころかホントに留年したっつーの。ピアノは9年やってもちっとも上達しないから止めたっつーの。発表会の最中にトチって曲を三分の一飛ばしたっつーの。むしろ俺は玲愛か。何処かで由飛シナリオが「のだめカンタービレ」にそっくりだ、という話を聞いたけど未読なので確認出来ず。(パクリとかではなく、よくあるストーリーなだけだと思う。味付け次第。)


・明日香シナリオ文化祭編でいきなり教室に入ってくる仁に「話は聞かせてもらったぞ!」とアテレコした奴、挙手。
・○液を撒き散らしながらストンピングし、仁に見事なラッシュを叩き込んだ玲愛について行くと決めた奴、挙手。
・かすりさんに「おでこ何センチ?」と聞きたい奴、挙手。
・明日香が風呂でも髪を下ろさない件が気に食わない奴、挙手。
・里伽子のメガネは本気で似合ってないと思ってる奴、挙手。
・川端瑞奈が攻略出来ないのはバグだと思っている奴、挙手。



以下関連スレの抜粋。

今流行りの姉萌えツンデレ
しかもツンデレは直球ありと変化球ありといたりつくせり。
それ以外の萌えにも、ちゃんとツボを押さえたキャラあり。
凄いと思うのは、全てストライクゾーンに入っている
というコントロールの良さ。
まいったよ…これには(w


丸戸シナリオって、なんていうかシナリオ書きのための
お手本のようなシナリオだよな。


王道すぎて展開が読める、って意見も結構あるけど
当たり前の内容をそつなく表現できるってのも才能じゃないかと思う


丸戸氏はシナリオ面では自分にできないことをやらないひとなんだよね。
インパクトはあまりないが丁寧にストーリーを作ったうえで
それを読ませるテキストで展開していく。


キャラ互換
美里  → 由飛
真子  → 恵麻
さやか → かすり
すず  → 明日香
翠   → 玲愛
香奈子 → 里伽子


世間の全てを敵に回して、ま〜姉ちゃんとの閉じた世界をともに密やかに生きていく、
ってことには決してならないのが、丸戸シナリオの健やかな美点でもあり、
また、オノレだけの傑作にはなり得ない決定的な理由でもあり。
などと贅沢に過ぎることを言ってみる。


まー姉ルートのタバコ加えながら主人公励ますカトレアが好きだ。


一人の弟で仁ね…、今気がついた…。


一人の弟→二人
二人→人二→仁
こういうこと?


瑞奈がなぜ攻略できないのか、そこが納得いかない


本編中に何度「橘」という名前を聞いたことか……。
捨てキャラだったのに、店への貢献度は一番高いのかもしれないな。


里伽子が実家の話を出した時に「仙台だっけ?」と返したのは流石
子ネタを忘れないってのは大事だよな


・ま〜姉ちゃんシナリオのガイドライン
 兄ちゃんは仁が姉を好いてる事は知らなかった
 姉ちゃんが弟に許されない想いを抱いている事は知っていた。
 仁は姉の初恋が自分とは知らなかった。
 姉が一人を選ぶのは女性として当然だと思っていた。
 風呂は覗いた。
 姉ちゃんは自分が弟の初恋の人だとは知らなかった。
 一番選びたい選択肢(仁)は塞がれていた。
 風呂を覗かれている事は知っていた。


ひとつ気になったのが里伽子の例のあれ(過去からの伏線のやつ)が
里伽子true以外のシナリオではなかった事にされてるんだが…いいのか?


だからまー姉ちゃんルート最後で"スタートライン"に立つまで"3年"かかったんだろう。
最後の握手の描写も意識して書かれてるよ。


でもかすりんTRUEだとなぜか本店で里伽子復帰ってことになってるんだよな、不思議なことに


あれって他のルートと一緒で3年後くらいじゃないの?


ホント里伽子は伏線だらけな娘だったな…


「あたしが食べるところを、決して覗かないでください」
伏線としては重過ぎるよ・・・


伏線はいくつあったんだろうか?
思いつくだけで、講義中にノートをとらない、食事を一緒にしない、眼鏡の使用(コンタクトから変更)、両手を縛ってのH、など。
他に、22日あたりの飲み会で、手を重ねようとして避けられるシーンがあったけど、あれも左手だったかな。
やりなおしたら、色々ありそうだ。


明日香シナリオでの里伽子の「余裕・・・かな。ある意味」 発言は、
里伽子シナリオの後で聞くとなんか切なくなった


里伽子・恵麻、由飛・カトレアをセット攻略にしたのは、テーマや因縁、キャラの対比上面白かったけど、
前者は恵麻、後者はカトレアがもう一方のシナリオの当て馬チックになってるのは残念。


ま〜姉ちゃんは設定活かしきれなかった感じやね。
俺も残念。それでも評価はしてるんだけど。
シナリオも里伽子の当て馬にされた感じ。


今、由飛TRUE終わらしたんだけど
最後の由飛の科白は仁にではなくプレイヤに向けたものではなんて思ったりしなかったり


正直、りかこTrueは重すぎ。
まー姉ちゃんTrueを後で見ると、りかこが3年間どうしたのかと思えて辛い。


えまとかすりんルート以外は特に優柔不断とか
思わんかったけどな
どっちかつうと、ヒロイン意地っ張り杉
言葉に出さんと伝わらんだろとか思った


意地を張らない丸戸ヒロインなんて!!


カトレアが倒れた時、主人公が出かけるのを引き止めて後一回で・・・とか言ってるけど・・・は何?
同じくカトレアが店長にマスターセクハラとか言ってたけどなんじゃらほい?


「あと一回引き止められたら自分もサボる」、と仁が言い出したのに、結局意地を張っちゃって引き止められなかっただろ? つまり、「あと一回意地を張るのを我慢すれば一日一緒だったのに」、って事よ。


>>左手
それにしても、ダダ甘な姉弟関係を堪能した後だったので、強烈なカウンターだった。
姉弟2人とも知らないこととはいえ、ちょっと印象悪くなるよなぁ。


しかし、里伽子はちょっと重過ぎる。感動したし、実に良いシナリオだと思ったが…もう少し軽くても、なぁ。
システム周りもゲームデザインも前作より格段に進歩してるし、最高だ。
是非、戯画にはこのクオリティの作品をバンバンだしてもらいたい。戯画は出来る子だよ・・・多分。

皆良く読んでるなー。参考になります。