PEACH-PIT『ローゼンメイデン』　なんかいろいろ。（随時加筆）

そろそろなんか書かないと落ち着かない。
当然ネタバレなので未見の方は注意。（放送終了してる番組にそれはないか）

確かにどちらも面白いんですが。
いつも通りの調子でおかしなところを突っ込んでいくと泥沼になりそうな予感がするのでちょっと控えめに。

アニメ版と漫画版で共通してよく分からないのは
・アリスゲームの意義、手段、発動条件、着地点
・製作者ローゼンの真意（ローゼン≠お父様？）
・ローザミスティカとは何か
・ドールズのナンバリング
・ジュンの「呼び戻す」力
・人工精霊って何者？
・過去にドール達と契約したミーディアム達
・球体関節人形の構造
・蒼星石の存在意義
・銀様の抜け毛（抜け羽）が激しい件
・ジュンが選ぶのは巴か真紅か翠星石か
アニメ版だけについてよく分からないのは
・水銀灯は本当に死んだのか
・何故水銀灯は翠星石＆蒼星石のローザミスティカを要求しなかったのか
・謎の左ストレート
・第二期は有り得るのか
漫画版で分からないのは
・雛苺が二巻初登場時に「七体同時に目覚めた」
　　「楽しいアリスゲームが始まる」とか寝言を抜かしている件。
・水銀灯の帰る病院の少女
・蒼星石は復帰出来るのか
・金糸雀の場違いさ＆雛苺とキャラが被っている件

これらを議論する上で何がマズいって、原作版がまだ全然終わりそうにないことでしょうねぇ。
アニメ版と原作版の展開の差、ももたね先生が本当に収拾をつけられるのか、とか・・・
まぁとりあえずその辺はほっといて始めましょう。

・アリスゲームとローザミスティカ、そしてローゼン
真紅と水銀灯はやたらと拘り、雛苺と翠星石はすっかり忘れている大問題。（蒼星石はそれ以前に退場）
究極の少女アリスを目指し、1つのローザミスティカを割り、七体のローゼンメイデン達が創られた。
・・・よく考えりゃその時点でなんかおかしいですよね。面倒かけずに最初ッから一つで作ればいいだろー。
ここからは俺の妄想ですが、割った理由として考えられるのは「分化 → 融合」による経験の蓄積。
七種類の性質の異なるドールを作ることによって、七種類の経験と七種類の関係を築くことが出来る。
この場合の関係＝ミーディアムとの関係。「完全」を目指すなら情報を多く詰め込む必要があると考える。
端的に言えば、寄せ集めによって完全を目指すという極めて単純なやり方。
これなら別に誰がアリスゲームに勝利しても問題ないことになる。（融合による単一化）
勝負に拘らない雛苺や翠星石が出たのも「多様性」の観点から見れば問題なし。良しッ！ローゼンメイデン完ッ!!
と思いきや、漫画版で水銀灯が蒼星石のローザミスティカを吸収した時はただパワーアップしただけでしたとさ。ダメじゃん。
ローゼンの真意がドール達を争わせるところに無いとしたら、アリスゲームが何処かでねじくれている可能性は高い。
七体のドール達とローザミスティカにそれぞれ願いを込めて創ったのなら、誰だってアリスになれるはずだ。
真紅は彼女なりのやり方でアリスゲームを終わらせようとしている様なのだが、それが「姉妹の共存」に関わってる気はしてる。
戦いによるアリスゲームの形を変える事が、真紅の考えるアリスへの道なのかも知れない。

壷毒の様に殺し合う内にミーディアムの力を吸い取り溜め込み、それを一つにまとめることで究極のアリスに至るというアイデアとか
そもそも水銀灯は蒼星石のローザミスティカを吸収出来ていない（魔力タンクとしての扱いしかできていない）とかあるけど。
どうせなら別の案ということで、ここでローゼン≠お父様ですよ。
例えば、ローゼンが作り上げた時点では意志を持った人形ではなかった or アリスゲームという念願自体が後付の記憶であるとしたら。
アリス＝究極の少女というのすら怪しい。ｎのフィールドの中で待つお父様は一体誰やねん。
ｎのフィールドってミーディアムとドールしか入れないんだよね？ならお父様は特例？それとも七体目のドールのミーディアム？
あー、やっぱり泥沼になった。この辺は棚上げ。

・ドールズのナンバリング（製造順）
真紅が第五ドール、翠星石が第三ドールだってのは既に分かっている。
その上で雛苺に関して「末っ子」と言う表記があるが、最後に創られたのが雛苺だとすると水銀灯はどうなる。
腹部が未完成のまま、というからにはおそらく最終モデルに近いと思う。（能力的に強いのを鑑みても）
つまり雛苺は最初に作られ、そこを末っ子とした。（つまり普通の人間の姉妹とは逆。そうしないと翠星石が真紅の姉に・・・）
そうすれば順番的には雛苺、蒼星石、翠星石、金糸雀、真紅、水銀灯、そして謎の第七ドールとなるわけだ。
七体目のドールは水銀灯をほっぽり出して居なくなった後、彼女たちのあずかり知らぬところで創られたと考えると自然か。
問題は真紅の「貴方に出来ることは私にも出来るのよ」と言う発言。真紅の方が後期型みたいな発言だ。
製造順とナンバーが関係ないとか言ったら泣く。漫画版では水銀灯が完成してたとか言ったらもっと泣く。

今日はここまで。この先は随時更新していきます。