2004年を振り返って エロゲー編 (強戯言)

東京から帰ってくるのは31日になりそうなので、前もって今年の総括をば。
この一年ページを運営して情報を集めながら思ったこと、とか。隔離扱い。
今年の印象?「粗悪品の乱造」だろうか。明らかに製品として成り立ってないゲームが多く出過ぎた。
発売日は守れない、延期して出したらバグだらけ、シナリオ短い、ヒロインが腐ってる等々
お前ら本気でゲーム作ってるのかと小一時間問い詰めてやりたくなるような、そんな感じ。
さらに、昔からあるけど「ユーザー騙し」の作品が特に今年は多かった。
広告展開がユーザーに対して誠実じゃない。明らかに誤解させる意図が含まれていたりとか。
そんなものの影で良作が正当に評価されずに消えていくのは悲しいことなのです。
まだまだ戯言。予想では今年は「世代交代」が起きるはずだったんですよ。
そろそろONE、ToHeartなんかでギャルゲー、エロゲーに入ってきた人達の情熱が切れ、君望後あたりからのユーザーがメイン層になる。
2002〜2003にかけては大規模ヒット作が少なく、ソフトの傾向や属性が細分化した結果、大ヒットにはならないが手堅い良作が増え、
スタンダードは存在しなくても全体として活性化された印象があった。
 (それはある意味「一芸化」の結果であり、一概にクオリティが上がったとは言い切れないところはあるが)
今年はその傾向がいっそう進み、迷走とも言える段階まで進むと思っていたけど見通しが甘かった。
結局一月のFate、四月のCLANNADで今年一年は染まってしまった感じ。(八月のひぐらしも拍車をかけたかな?)
個人的にはあんまり好かない展開ではある。それにばかり目を奪われてはいけない、というか。
そりゃあ作品としてFateCLANNADも凄いけどさ、他にも良い作品は沢山あるんじゃないかなぁ。
 (ま、地雷も沢山だけどな)