メールゲームとエロゲの関係 (かなり放言気味

某所で誰かがライアーソフトの話、さらに遊演体の話を持ち出してしまってから
何となく気になっていたメールゲームについて、ちょっくら調べてみた。発掘されたのが

メールゲームって何よ?と思う方はへどうぞ。
メールゲームへ直接参加したことはないのですが、TRPGにはいくらか世話になりました。
テキストで展開されるアドベンチャーという意味ではエロゲと共通点がある・・・のかな?
キャラになりきる、その視点で物語を「経験」する、という方法はエロゲの古典的スタイルと同じ訳で。
プレイヤーが「参加」するのがキーワードといえるだろう。役割を演じる、という部分も。
そうなると当然要求されてくる文章、シナリオにも似通った部分が出てくるんだろう、と。

しかし、多分今現在ではこれらの関係って殆ど切れてるんじゃないかと思う。
エロゲ、恋愛ゲームは昔のようにアドベンチャーでは無いものが増えた。ノベルゲームの台頭で
シナリオは「体験する」ものから「読ませるもの」に変わった。動かすシステムとしてはプレイヤーとしての
「これからの行動を決定する」からよりゲームに近い「課題をクリア」することへ変わった。
シナリオライターの素養として求められるモノがゲームマスターのそれから小説家のそれに近いものになった時点で
関係性を見出すのは難しくなってるんじゃ無いかなぁ。あくまで憶測、ですが。

あー、ユーザー自身が「演じる」事を求めてないのかも知れません。シナリオを「読み」たがっている。
自分を投影して物語に入り込むには今のエロゲのシナリオは向いてない。自分で作ったキャラではないから。
自分に自信のない人間はギャップに耐え切れないから投影が嫌い・・・なんて言って良いのかな。危ないからこの辺で止めとこ。

参考:
    
    
懐かしの蓬莱学園。富士見から小説なんかも出てたっけか。