世界の全てが敵だったとしても 貴方の側には私が居る

新型とらのあな秋葉原店

 小説を読むときに映像をイメージするか、という話が色々波及してるようで。
 文章の質としてストーリーや場面を重視した場合、映像のイメージによって話が壮大に感じられるでしょう。音や言葉を重視する場合、言葉を言葉のまま飲み込んだ方がテンポ良く楽しめるかな。ラノベにおいてはアニメ向きとかそうでないという議論に近い。どちらにも違った面白さがあるので、両方出来るのが最強でしょう。


 上とは違う話ですが……その、なんだ。
 ヲタ世間にとって良質な作品が生まれたとして、その作品の内容が個人の精神やら生き方に直接影響を与えてるなんて考えること自体が見当違いだと思うワケですよ。 (一つの名作が業界全体に影響を与えて、似た作品が増え、全体的な雰囲気として作用することはあるだろうけど) 直接影響を与えられるのは、極めて短い一節の言葉や切り取られたワンシーンじゃないかな。やっぱり 「作品」 という大きな単位は、個人意識の半透膜を通り抜けにくい。