オーガスト 『夜明け前より瑠璃色な』 の関連記述 (おそらく最後)

ネタバレに付き隔離。
流石にそろそろ打ち止めで、故に若干適当っぽい。後は自分で新しい話を考えるしかないな。
(以下オーガスト 『夜明け前より瑠璃色な』 感想 ―― 三十八万キロメートルの断絶の内容が前提)


・麻衣の設定 (『犀の目工房』 さん10/19,10/22の記述を受けて)
この話は脳が追いつかなくて放棄しつつあるのですが、言い訳を少し。
麻衣の素性が知られていない事は作品中の大きな問題であると思います。左門が達哉を生まれた頃から知っているという言及=麻衣の素性に気付かぬ筈がないという事実。 (麻衣が来た時の年齢は 「最低限達哉と約束を交わせる」 程度として、そのくらいの少女が隣の家に住むようになったら気付くだろう。もし両親から何らかの言い訳があってその時点では周囲が納得していたとしても、その言い訳があった事実は誰かから達哉に伝えられるだろう。そしてそれは今は亡い両親の思考として作品中で描写されるだろう。) コレを使うのはイヤなんだがほぼ確実に○○ミス‥‥‥存在意義を否定しかねない言葉なので伏せ字だ。
現実的な線で理解するなら、朝霧家が最初から鷹見沢家の隣に存在した訳ではないとするしかない。これで麻衣が義妹であることを知られないように出来る。しかし‥‥‥これは考え始めると良くない方向へ進展しそうなので止め。


麻衣シナリオ後日談では色々苦労があった様な描写があります。言い換えれば麻衣と達哉への悪意が存在したらしい、と。ここを書くべきという気持ちはあるものの、麻衣と達哉には些末事ではあるかなとも思う。お兄ちゃんネタでクラスメイトにからかわれた時の麻衣の強い感情からすると、それこそ外部からの刺激は踏み潰してしまいそうな感じ。内部の刺激にはかなり弱いというのが弱点だがそれは本編で補強された。



オーガストゲーム内年表
うーん、個人的にはフィアッカの話を理由に戦争は700〜800年前に行われたという認識。 (入植との時代が前後することは前述の設定ミスっぽいからやってられないんだが。) マルバスでの世界の壊滅的打撃から、ロストテクノロジーが投入されたオイディプス戦争までも比較的短いような感じがするし。 (それは人間の力で何とかなるか?) 単純に曜日での判別にも疑問がある。 (暦の微妙な修正などの簡単な言い訳を作ってしまいそう。月の満ち欠けは何とも言えないけど。)
そういう細かい部分で考えていくと本当の意図が見えなくなる。誤読を恐れないとはいえ、細かいミスを軽く無視しつつ意図に迫ることを目的としていたいので。 (じゃあ 『さくらむすび』 の話は何なんだという話ですが。アレは一種の創作だから勘弁して下さい。作品規模・作品強度に合わせた思考というのを逸脱している。) そして結論としては正確に一本の歴史に乗せている訳ではない、ということに。 (おーい) おおまかに同じだと思っていれば良いのでしょう。 (なげやりだ)



・舞台のロケ地と思われる場所、その他
市立しものせき水族館 海響館 → 王立月博物館
西梅田・ハービスエント → 達哉達が出かける街中?
JR四国 高松駅 → 菜月エピローグで待ち合わせをした駅
『夜明け前より瑠璃色な』 呼び方マトリクス (おりくらさん作)
ロケ地に関して、手元にはこれだけしかないが他にはないだろうか。大使館や月王宮は情報が出ていたような気がするんだけど確認できず‥‥‥知っている方は教えていただけると幸い。



・忘れ気味な謝辞
明け瑠璃の感想にリンクして下さった 『FiRSTRoN』 さん 『犀の目工房』 さん 『後の末莉』 さん 『NIGHT★FLOW』 さん 『日記という名の備忘録 R』 さん 『てきとうなもの』 さん 『D.B.E三二型』 さん 『カトゆー家断絶』 さん、そして一言コメントで意見を送ってくれた方々に最大限の感謝を。