日本の言葉特有の萌えは英語に出来るのか

いつもお世話になってるせいる先生経由で、Kanon二次創作を英訳して海外ヲタに紹介しようというプロジェクトがあるそうで。
英語に明るくない人間にとっては英語バージョンが海外の人達にどう伝わるかは分からないんだけど、ヲタ系・萌え系文化の中には日本語的表現が相当な割合で存在するわけで。擬態語の話に象徴されてるそもそも「言語としての性質の違い」は大きいと思う。根底にある感受性が同じだったとしても、伝達関数G(s)である言葉が違えば出力も当然違ってくる。そう考えていると翻訳家の苦労ってのがリアルに分かってくる気がします。(英語と日本語が持つ行間の間の問題もあるね。)
とりあえずぱんつに関する擬態語・擬音語が伝わらないとせいる先生の作品は相当違って見えると思います。


ここで例に出そうと思ったEver17 英語版だけど、この作品は言葉のチカラよりギミックのチカラが怖ろしく強い作品なので問題は少ないのかも知れない。これが萌え系アニメとかエロゲだったら違うだろう。返す返すも、萌えというのは日本特有の文化なのかもなぁ、とはてなキーワード - 萌えを読みつつ思った。