『マブラヴ オルタネイティブ』OPムービーを改めて見る

JAM PROJECTの『未来への咆吼』は名曲だな、という流れで。戯言。

この作品の完成を待っていた人はどのくらいいるんだろう。思い入れの深い人にとっては今までの期間は非常に苦しかったわけで、その上でこれ見たらやっぱり泣いちゃうよなぁ。制作者側にとってはオルタこそ書きたかった話な筈で、もう気合いのノリが全然違う。今、このOPによって本当の『マブラヴ』が始まる。


おそらく発売と同時にどこかで不買運動の話が出るだろう。
問題になるのは、制作側に責任があるのは明確だけど生まれた作品に責任はあるのかって話。作ってる人間がどんなに腐ってたりメーカーに大人の事情があったにしても、面白い作品があるならそれを逃す手はないよね。マブラヴに触れた人には、オルタという結末を是非自分の目で確認してほしい。延期その他のペナルティに関する部分は作品とは別次元でやった方がいいんでないの?と思います。
 (問題は、エロゲにおいてブランドイメージは売り上げと直結しないってところだろうな。バグなんかは別にして、延期へのペナルティは厳しく業界レベルでかけていかない限りいつまで経っても無くならないような。俺自身は延期でクオリティが上がるんなら割に平気だったりするんですが・・・)


今になって思えば、マブラヴが三部構成である理由は全てオルタ部分を盛り上げる為なんだろうなぁ、と。平行世界や歴史改変という一種の禁じ手を使ってまで平和で幸せな日々と戦いの一つの結末を書き、それをブチ壊した。作中の人類とプレイヤーをここまで追いつめ、そして今オルタという逆襲編を書くわけだ。これだけお膳立てして盛り上がらない筈がない。作品に罪は無いのだから、発売されたら思いっきり楽しんでやろう。ねぇ?


 (遙とか水月が出演する件については若干否定的。作品世界が共通というのは理解してるけど、オルタの世界観に君望まで浸食されたような気がしてしまう。要は君望でやってきたことが、オルタに対してのエクストラやアンリミと同じく書き換えられてしまうイメージ。そこまでは想定してない、みたいな。名前だけの出演ならそうも感じないのだけれど・・・まぁファンサービスだと割り切っていきましょう。)