春のコミケSP・ごく個人的な話

今回最大の収穫はようやくちゃんと挨拶出来たことだろうか。


会場に入る前から「今度こそ正々堂々名乗るべきだ」と思って脳内で挨拶の切り出し及び切り返しを色々と考えたりしていたのですが。第二部が始まってみたら何この鍵葉島の人口密度ふざけてるのって感じだったのでずっと柱の影からJ-39aを見つめる。明らかに不審者、だがしかし正直不審者ばっかりの会場なので俺が少々変な視線でブツブツ言っていても気にされない。OK。多分あの白い人がせいるさんだ。接近。アプローチ。(同じだ) まるで普通に立ち寄ったかのようにぱらぱらめくりつつとりあえずパターン1で基本通り誰が誰なのか特定する。訊ねた。違った。既に計画は崩壊気味だが伝言を頼もうと名前を出したら「あー!」と言われたので若干焦る。いやかなり焦る。白い人はがはくさんであるところのラックラックさんだった。隣にいた人は風見さんだった。この組み合わせは考えてねぇ。想定が甘かったようだ。思考回路はショート寸前な乙女回路。そしてかざみさんはなかまをよんだ「今せいるさん呼びますから」三対一か。デルタアタックで石化か。むしろデルタ痴態のぱんつアタックか。うむ順調に混乱してきた。もうこの辺はひたすら頭を下げていたような。ラックラックさんに推測ウチ経由でYU-SHOWさんの好き好き大好きっに絵が補足されたことに関してお礼を言われたけれど『それは貴方の絵に、情報の海の中にあっても目を惹くだけの魅力があったからだ!』と返そうとして止める。言葉自体は真実だけどとても恥ずかしくて言えないのだった。アレコレサイトの話なんかをしている内にせいるせんせーあらわる。


三年越し、いや四年越しか。ガッコのPCルームで初めて作品を読んでから、それだけの時を経て今ここに立っている。それもニュースサイト管理人とSS作家として。世界は分からない、今なら全力でこの言葉に同意出来そうだ。


これも一種の國府田マリ子効果かな。その後もかなりの勢いでテンパりながら脳を引っかき回し言葉を探す。意味の分からないことを言っていたとしたらそれは慌てた時にドラえもんが目的の道具を出せないのと一緒で仕様です。あああ何か失礼なことを言ってないだろうか。こういう風にちゃんと初対面の人に挨拶する事自体寮に入った時以来だから5年ぶりという罠。どれだけ精神的に引き籠もってますか。皆さんに報告出来るところは会長本が全然無くてショボーンとかブースの真ん前で喋っちゃってごめんなさいお客様の邪魔でした!という事実。そしてテンパるあまり本の代金を支払っていないという衝撃の事実。それではまるでサークルに本をたかりに来た人みたいではないか。今は反省している。関係者の方々に謝りたい。勝手な想像でラックラックさんは北条さんちのにーにーみたいな人だと思っていたのですが案外外れていなかったかも。風見さんごめんなさいデモンベインはホントにまだ全然終わっていないので何とも語り難いのです。そしてせいるさんは俺の中で『不思議な人』フォルダに入りました。いつかラケルに行きましょー。ぱんつ哲学に関してはその時にご教授願います。


これだけで東京まで来た甲斐があったってもんですよ。東海地方の人達が何で東京でなのかは置いといて。他にもコミケについて書こうかと思ったけど満足しちゃったのでひとまず終了。