終わりよければ全て良し?(ネタバレ無し)

戯言。はるおとを締めるにはやはり智夏シナリオ、ということで。
はるのあしおと」という作品の中で、手放しにならないで、出来る限りハッピーエンドにする。
それが智夏シナリオって事になるのかな?
シナリオの上で特に凝ったギミックが用意されているわけではない。単純に幸せと思えるような物語を。
自分を取り巻く世界が輝いていることを知れば、樹くんも素直に上を向けるというものでしょう。
結局彼は全てのシナリオにおいて、自らの決断で生き方を選ぶだけの力を得ることが出来たのだろう。主人公らしいじゃないか。
智夏エンドの後に「春 -feel coming spring-」の二番を聞くと、歌詞と物語の重なりがよく分かる。
(個人的には元長ソングのように、本編とシンクロしてこそ主題歌として正しいと思っている)
あー、他のシナリオが淡々とヘビーな分だけ、敢えてユーザーに何も考えないようにさせているのか。全くユーザーフレンドリーだなぁ。
全員分の幸せを詰め込んだEDムービーで、「はるのあしおと」は完結する。
これだけ「物語を完結させること」に拘った作品はそう無いんじゃないか、と信者ながらに思います。