フォーチュンクッキー・境界線の引けない感情(戯言風味注意

おねほし以来細々と続けて来て、ようやく恋(妹)と佳恵(母)をクリア。
文月かな嬢の魅力については前に語った通りで間違いない。なのにこの作品は
一気にプレイすることが出来ない。面白く無いわけじゃないのですが。
何が原因か考えるうち、この作品はユーザーの心理に負担を掛け過ぎている
所為ではないかという結論に。攻略対象が義妹 義姉 義母という
家族という括りで語られるべきモノで、それに対して性的な行為を
行ってしまうわけで。背徳という快感と同時にモラルの境界線の上を
否応なしに行ったり来たりしなければならない。特に佳恵(母)シナリオに関しては
「母さん」と「佳恵ちゃん」の境界が曖昧で、ユーザーもすきま妖怪の餌食になる。
リアルの家族の顔が浮かんだら負けです。遺伝子に刻まれたインセストの呪い。
ゲームはゲーム、と楽しみきれない辺りまだまだ未熟なのだろうか。