ぱれっと 『さくらシュトラッセ』 関連コメントレス (ネタバレ有り)

さくらっセについて多少レスを。
 個人的にはかりんだけでなくマリーも優佳もかなりトリッキーだったというのが率直な感想。シナリオ的にもまともだったのはルゥリィだけだったような気が。
世間的には人気のあるマリーや優佳はあまりにも行動と言動が違っていてシナリオ途中で萎えてしまったなぁ・・・何の為にマリーは家出したのかサッパリ判らなかったし、優佳にしても近親相姦のタブーを描きたかったにしては半端だった気が。というか、先にもしらばのつばさシナリオを見てしまうと、ねぇ・・・。いっその事ギャグで貫き通してくれたら面白かったのに。
 まあ面白かったのはギャグの部分だけだったな>さくらっセ
同業者としてあまりにも設定がアレ過ぎて(^^;;
流石に高校も卒業していない半端者の料理は金出して食いたくないなとw

 外食産業乙。マリーはまあ、頑固者で融通が利かない性質についてある程度分量を割いていたので、展開や結末について納得することは出来ました。それが魅力的だったかどうかは別として。
 もしらばから見ると、テキストが妙にネタっぽくてクセが強かったなぁ。春美はエロゲーマーのようですが、Webスラングはもう少し慎重に扱った方がいいのでは……と思わないでもありません。神経質に気にするユーザーは減っているんでしょうかね。

>かりん 考え込んでしまう不思議生物
同じように思いました。大人になりたくないなら、尚更、大人たらしめるものを避けなければいけない訳で、余計に意識する気が自分はしたので。
彼女はごく自然的に子供のままでいて、現実にいたらなんて考えるのはナンセンスですが…すごいなと。相当守られてる幸せな存在ではないでしょうか。

ああでも、昔のゲームはこんな不思議ちゃん結構いたかもしれないなぁと思わなくもないです。

 そう、意識して子供であろうとするなら、まず何を以て大人とするかの定義を確立しないといけないと思うんですよ。その場合、パラダイムシフトが起きた時にはむしろすんなり移行できるんではないか、とか。設定が既にファンタジーですから、深く気にするだけ負け? もしらばをプレイしている人の方が、違和感は大きいかもしれません。

ぱれっとさくらシュトラッセ』かりんルート。ネタバレ有り。
>自覚的に成長を封印
なんと! アホの子は意図した演技でしたか。
あまりにも不自然さに躊躇していましたが、『ワンダリング・リペア!』が終わったら早速買ってきます。
しかしかりんといい、明穂になりきったつばさといい、NYAONの書く妹系キャラはホント屈折していますね。

 一応、演技ではありません。ただ、彼女は"自分が子供でなければならない"と強烈に意識しながら、本当にその状態を保つという、人間離れした技を使っているので……自己暗示にしてはちょっと効果が劇的すぎないだろうか。激しく首が傾いたのは確か。

>かりんルート
そこまでやれるから幼馴染なんよ、と、強引に解釈してみた、実際口止めされる程度の年齢ならありえる?
ここは二人の過去をもう少し掘り下げて欲しかったな、或いはかりんのパーソナルが欠損する「何か」があったかもしれない。
それが無かったとしても、幼馴染とは「時間の積み重ねで成り立ち」「未来を指向する」存在なのだから!
さておき確かに春美は文句なしにキモかったな、正常である事は間違いないのに。
作中の記述を読む限り、惚れ薬は性衝動と直結しているようだけど、実際それ以外に何か混ざっている気がする。
春美は薬を飲む前、確実にかりんを恋愛対象として除外している、と宣言していた覚えがあるのだが。
解毒剤を飲んでから2週間、何の外的作用も無く恋愛感情に辿り着かせるには期間が足りない。
恐らく惚れ薬そのものか、解毒剤の副作用の可能性もある。
それでも、愛・幼馴染を唱える者としては、幼馴染の絆を強調したいけれど。
ん〜、惚れ薬は性欲に直結すると言う事はつまり、強姦を唆していた可能性もあるわけで。(実際春美が抵抗していたのはかりんへの性欲だった筈。)
春美はその作用に抵抗する為に、深層心理にかりんを攻撃しない理由(=愛とか)を作った、と解釈すると落ち着くのかも、記憶は消えたけど無意識は消えなかったとか。
まぁかりんルートで一番残念だったのは、僕達のキモウト神つばさ再臨とは行かなかった、と言う事である、本当ろくでもない楽しみ方だ。
というかテレビに映ったあのシーンは割りと反則。

 惚れ薬については真面目に考えるのもアレなんですが、解毒後の状態があんまりにも惚れ薬に引っ張られてないか、という印象。実際、マリーが作ったのは解毒剤ではなかったのかもしれません。その辺まで疑って掛かると別な楽しみ方が出来そうです。そうなれば、記憶が消えたのも……とか。
 しかし春美はキモい! 他のヒロインだと向こうが突っ込んでくれるんですが、かりん相手だとツッコミが不足してまたひどい。個性としてはアリですね。