552文章とLeafの今

さんにおいて552文章と下級生2の原田氏降板の話題が。
あの事件からもう三年以上も経つのですか。リアルタイムで見ていた人間としては時の流れを感じずにはいられない。
当時誰彼をプレイして本当に黄昏れていた頃、本気で「Leafもうだめぽ」と思ったりしていた。
エロゲソフトメーカーなんて何処も規模が小さくて、そんな小さな会社では互いの連携が凄く重要な筈なのにこの惨状。
ブランドごと分裂・解体なんて珍しくない世界なので、そうなるのが当然と思えるわけですが。
しかし今のLeafを見てみれば。うたわれるもの Routesと結構なヒットを飛ばした後に、最新では9/26の天使のいない十二月。
げっちゅ屋の2003年度売り上げランキングでは七位という好成績を挙げていることを考えても、一流ソフトメーカーだと言える筈。
結局高橋・水無月両氏他多数が離脱したことで方向性は変わったにしろ、上手くやれているのではないかな、と。
古参メンバーという不和の原因が少なくなった(と思われる)ことでむしろプラスに働いたとも思えてしまう。分からんもんです。
552文章自体も一面から見た人間関係に過ぎないので、全てが真実とは当然限らない。有り得ない話ではありますが
当時の下川専務(現社長)の立場からこの事態の顛末を語って欲しいものです。ひょっとしたら驚くべき真実があるかも。
ところで。原田氏のその後は記事の中にある通りのようですが、552文章の中にも登場するまじかる☆アンティークシナリオ担当の
椎原旬氏もこの後Leaf辞めてますよね。PULLTOPでとらかぷっ!からメインライターとして参加してる。
お願いお星さま信者としてはLeaf離脱が正解だったように思える。高橋・水無月両氏もリアライズでやりたい放題出来ているようですし、
力量さえあればどこでもやっていけるのかなー、とか思います。
だからこそ、過去の遺産であるToHeartの続編を作ることはLeafにとって危険なことではないかと心配しているのです。
例えばONEだってKey設立後にONE2が制作されて、内容はそこそこ悪くないにも関わらずONE信者から批判の対象になったりしましたし。
東鳩に関してはスタッフが総入れ替えというわけではないし、作品性の問題(永遠という特殊なテーマに対して東鳩は割に
普通の恋愛ゲーム)であるので単純な比較は出来ないのかも知れませんが、ちょっと心配です。
特別な思い出が貶められるのも、良作が正当な評価を受けられないのも誰も望むところではないのですから。