お願いお星さま グランドフィナーレ (傍線部以下ややネタバレ)

レ、レスキュー!

最高だった。完璧だった。
十指、いや五指に残る名作だったと断言してもいい。それほどの作品。
この物語には全てがあった。笑いも、悲しみも、怒りも、喜びも、幸せも。
何ていうか、とても心動かされる作品でした。

今まで書きかけていた感想を見ると俺は何も分かっていなかったんだなぁと思ってしまう。
完全に誤解していた。二者択一、などという簡単な話じゃなかったんだ。
本当は心配してたんですよ。直前にプレイした比較対象になる作品ががCLANNADだったので凡百の物語ではその圧倒的な存在感で押し潰されてしまうのではないか、と。
しかしこの「お願いお星さま」という存在は、物語中の表現を借りるなら「一番星」の様に、
力強く光り輝いている。このような大作とは本当に予想外だった。
俺は5/28のラッシュの中でこの作品を手に取れた事をとても幸運に思う。そして少しだけ、
ほんの少しだけ、この作品を選ぶ事が出来た自分を誇りに思う。
恥ずかしい言い方だけど、再び作中の言葉を借りて「星の導き」ということにしておきましょう。

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フィナーレを終えてから考えると、本当に無駄がない話の作りになっていたと気付かされる。
真朋の笑顔も、ひびきの勝ち気も、シルビィや佐和部長のエロ言動ですら意味がある。
既に想いは完全な輪を描き、時を超えて巡る。
そう、願い星は単なる願望器ではなく。世界を繋いで皆の想いを伝える幸福器であったと。
誰一人欠けてはいけない、欠けるはずのない三人と見守る優しい人たち。
三人が三人のままで繋がるという未来は、驚かせると同時にこれ以上ない安心を運んでくれる。
あー、涙出てきた。ホントに、よかった。

今日はラストの興奮そのままに書きました。続きは軽く再プレイして色々確認した後書こう。
参考:より)
俺が「お願いお星さま」をプレイするきっかけになったYU−SHOWさんのおねほし感想。多謝。